よくある質問

オーガニック【organic】とは
精油に関してオーガニックというのはさまざまな意見があるところです。
オーガニック【organic】=無農薬 の意味ではありません。
各国にガイドラインや認定機関があります。これは日本の場合ですが・・・
有機農産物のJAS規格は、・種まきをするより2年以上前から農薬や化学合成肥料を原則として使わない、・遺伝子組換えの種を使わないなどの生産の方法を定めています。この有機農産物のJAS規格に沿った生産が行われていることを、登録認定機関が個別に認定を行い、有機JASマークが貼られます。
そして、食べ物に「有機」「オーガニック」など言葉を表示するには、この有機JASマークが貼られていなければなりません。
http://www.maff.go.jp/index.html
輸入品についてはその国での認定がそのまま日本での販売に使用されているようです。
ベルガモットFCFオイルとはどういうオイルですか?
ベルガモットオイルFCFというのは、フロクマリンフリーということ。このFCFをつくる作業について、専門家に伺いました。
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脱ベルガプテンオイルの作り方
圧搾法でベルガモットオイルを取る(ご存知の通り)
      ↓
減圧下でベルガモットオイルを蒸留する~
    ↓
蒸留されたものが脱ベルガプテンオイル~
蒸留されないで残った部分にベルガプテンなどのフラノ型クマリンや葉緑素などの色素、油が残ります。多分粘調性の高い液体・・・。
要するに、揮発しないものやフラノ型クマリンのように沸点が高いものが揮発しない温度・減圧条件下で蒸留(分留が適切かも・・・)されたものが脱ベルガプテンオイルです。
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とのこと。いちど、圧搾して、そのあと、分留しているのですね!
キサンタンガムがハイドロラットに溶けません。どうしたらいいですか?
キサンタンガムは、とけるまでに少し時間がかかります。すぐに溶かしたい場合は、湯煎して、がんばってまぜ続けていればとけますが、時間があるときは、水分にキサンタンガムをいれて一晩そのまま放置してください。翌日、かるくまぜるだけで、ジェル状になります。
1gはどうやって量ればよいですか?
1g単位のデジタル量りを購入しないといけませんか?
デジタルスケールがあると便利だと思います。
が、もしお手元にない場合、たとえば、10gのキサンタンガムを目分量で1/10 取り分ければ1gになるわけですので、それでまずは作ってみてください。
分量調整しながら作って、ご自分のお好みの固さのものを作ってくださいね。(デジタルスケールは、0調整ができるので、石けんつくり、手作りコスメには便利なアイテムです。
もし機会があれば購入オススメします)
AOFの精油、芳香蒸留水はどこのブランド?
AOFの精油は世界中の蒸留所や精油のメーカーから直接買い付けをしています。 AOFはAOFブランドとして責任をもって販売しております。リストにのっていないものも、お取り寄せが可能のものもありますのでお気軽にお問い合わせください。info@aof-aroma.com
シトロネラは蚊よけになるとのことですが、ハエにも有効?
AOFのノンジャンジャーレは、蚊よけとして開発しました。
ハエはどうなのかな?と思って調べました。ハエによけとしてはローズゼラニウムが有効とのこと。
AOFのノンジャンジャーレにはローズゼラもはいっていますので、活用していただけます。
猫に精油は毒ですか?
どこかの記事で、ティートゥリーを芳香浴をしているだけで、猫には毒で死に追いやるというような文を読みました。
犬や猫にたまねぎ、ねぎ、にら、にんにくといったネギ類を与えると、血尿や下痢、おう吐をして元気がなくなるそうです。これはネギ類特有の刺激成分のアリイン類が原因。犬ネコの血液中の赤血球の膜を破壊してしまうためそのような症状がでるとのこと。
ではティートゥリーはどうなのでしょうか? とくにサプライヤーからでている禁忌事項に掲載されてはいません。もし本当に芳香浴だけで、動物を死においやる精油があるとするなら、それは、それはすごいことだと思います。神経毒ガスと同じくらいの威力です。
そういうもの、普通に販売できないと思います。
うちのネコに関してですが、10年以上、精油と接していて(芳香浴、精油の入った風呂水飲用などなど数々の武勇伝)、とくにそれが原因で何とかなってしまったことはありません。ネコがいやな場合はネコのほうで逃げていきます。(たとえば喫煙者がうちに来た場合、ネコは、さっさといなくなります)
もし、皆さんのネコが、精油のせいでなんとかなった経験がある場合、 moran@aof-aroma.comに事例を紹介してください。とても興味があります。
よくある質問ではないけど……
19世紀になると、自然原料から単一の化学物質が分離できる技術が発展していきました。フランス人科学者ルネ・モーリス・ガットフォッセは実験中にあやまってやけどをしてしまいとっさにラベンダー精油をかけたところみるみる傷が回復しこの経験から、香りの治療的効果に着目し、1928年「アロマテラピー」という用語を造語しました。
ということをバルネが、aromatherapie『ジャン・バルネ博士の植物=芳香療法』を著し、第2次世界大戦の経験をいかした書物に書きました。  
というふうに紹介されていますが(アロマ環境学会テキスト)ガットフォッセがアロマテラピーという言葉を作ったという記録はどこにあるのでしょうか?
という非常に難解な(^^;質問をいただき、Rin先生(高山林太郎氏)に伺いました。
1928年にガットフォッセは「アロマテラピー」という論文を発表しました。ところが残念なことにその論文は今では手にいれることはできません。そして約10年後の1937年に「アロマテラピー」という本を再び発表しています。その中に、28年に書いた論文についても触れているのです。37年に発表したものは今でも洋書で入手可能です。
Gattefosse’s aromathterapy
the first book on aromatherapy translated from french edited by Robert tisserand
ちなみにガットフォッセはラベンダー精油をやけどした手にかけたといわれていますが原文では「ラベンダーの溶液」となっているそうです。
さらに、バルネは芳香療法の副題に、「植物のエッセンスによる疾病の治療」という名前をつけているそうです。