日本の香りをつくる|多文化交流のにおい袋づくりワークショップ

ワークショップで作った青と緑のにおい袋

2026年10月21日、世田谷ボランティア協会の企画で、外国人参加者を対象とした「におい袋づくりワークショップ」を行いました。日本の香文化にふれながら、香りを自分で選び、組み合わせる90分の体験です。当日は25名が参加しました。

ワークショップで作った青と緑のにおい袋
色違いの布袋に香りを納めた、におい袋の完成例。撮影:吉田さん

におい袋は、香りを身近に楽しむ日本の文化

におい袋は、香りのある素材を小さな袋に入れて楽しむもの。香りを焚いたり肌につけたりせず、袋越しにゆっくりと香りを味わえるのが特徴です。日本では、暮らしや装いに香りを取り入れる方法の一つとして親しまれてきました。

香りを比べ、自分だけの組み合わせを見つける

会場では、用意した香りの素材を一つずつ確かめながら、好みの組み合わせを考えました。素材の香りを確かめること、組み合わせること、そして出来上がった香りを袋に納めること。シンプルな工程の中にも、香りの個性や重なりを発見する楽しさがあります。

香料を小さなスプーンで取り分けるワークショップ参加者の手元
香料を少しずつ取り分け、好みの香りを探す制作風景。撮影:吉田さん

同じ材料から始めても、選び方によって仕上がりは変わります。におい袋づくりは、香りに「正解」を求めず、それぞれが自分の感覚を頼りに表現できる体験です。

会場でにおい袋づくりに取り組む参加者の様子
会場で香りを選び、におい袋をつくる参加者の皆さん。撮影:吉田さん

香りを通して文化にふれる時間

今回のワークショップでは、日本の香りの歴史を紹介し、実際に手を動かして香りをつくりました。言葉で説明を聞くだけでなく、香りを嗅ぎ、素材に触れることで、日本の香文化を身近に感じてもらうことを目指しました。

香りは、同じものを嗅いでも人によって感じ方が異なります。その違いを楽しめることも、こうした体験の魅力です。

香りの体験を、これからも

Air Of FragranceとSOW調香学校では、天然香料や日本の香文化を入り口に、香りを観察し、選び、形にする体験を大切にしています。学校・団体・企業などでの香りのワークショップについては、内容や対象人数に応じてご相談を承ります。

香りのワークショップ・体験企画について相談する

0件のコメント

コメントを残す